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〒862-0945 熊本市東区画図町下無田1662-1

学科試験問題と解答

【初段・二段・三段】
 ※初段受験者は、�@・�A・�Bの問題より3問出題。
 ※二・三段受験者は、�A・�B・�Cの問題より3問出題。

�@全日本剣道連盟居合の術技の名称を列記せよ。
  (1)一本目 「前」    (6)六本目 「諸手突き」  (11)十一本目 「総切り」
  (2)二本目 「後ろ」   (7)七本目 「三方切り」  (12)十二本目 「抜き打ち」
  (3)三本目 「受け流し」 (8)八本目 「顔面当て」
  (4)四本目 「柄当て」  (9)九本目 「添え手突き」
  (5)五本目 「袈裟切り」 (10)十本目 「四方切り」

�A日本刀を図示(鞘をのぞく)し、各部の名称を10個以上記せ。


�B居合道修業の目的を述べよ。

  居合道修業の目的は、居合を修練することによって心身を鍛錬し、人格の向上に努め、よって
  国家社会に貢献し得る、立派な日本人となることである。すなわち、
 (1) 居合を正しく学び、その技法を修業し、質実剛健の気風を養い、健康な体をつくること。
 (2) 居合の本質をよく理解し、よき師・先輩について精神的教養を身に着け、よって人間形成に
   努めること。

�C居合道実施上の注意事項を列挙せよ。
 (1) 正しい礼儀作法のもとに練習を行うこと   (6) 呼吸の調節に注意すること
 (2) 常に正しい装着に心がけること       (7) 常に眼前に敵を仮想して練習すること
 (3) 常に正しい姿勢態度を保つこと       (8) 精神統一をはかること
 (4) 綿密周到な注意の下に練習を行うこと    (9) 気力を充実して練習を行うこと
 (5) 日本刀をよく点検(とくに目釘)すること   (10)気・剣・体一致の練習を行うこと


【四段・五段】
  ※四段受験者は、�D・�E・�F・�Gの問題より3問出題。
  ※五段受験者は、�D・�G・�H・�Iの問題より3問出題。

�D居合道指導上の要点五つを挙げ説明せよ。
 (1) 礼儀作法の徹底。(武道は礼に始まり、礼に終わるとされている)
 (2) 危険防止。(周囲によく気を付け、刀剣の目釘をよく点検させる)
 (3) 日本刀について簡単な知識を教える。
 (4) 正しい姿勢、技について指導する。
 (5) 居合の相手は仮想の敵であるから、常に敵を意識した演武を行わせる。
 (6) 目付けについてよく説明し、理解させる。
 (7) その他の居合用語について教え、よく理解させる。
 (8) 居合の基本技。(抜付け・切付け・血振り・納刀)

�E居合演武上必要な事項を列挙せよ。
 (1) 抜付け…敵に対し必殺の鞘放れの一刀であり、居合の中心生命である。
 (2) 切付け…抜き付けた敵に対するとどめの一刀であり、これも居合の中心生命である。
 (3) 血振り…敵を切り倒したのち、刀の血を振り払う動作である。
 (4) 納 刀…すべての敵対動作が終ったのち、刀を鞘に納める動作である。
 以上四点は居合演武上、必要欠くべからざるものである。

�F気・剣・体の一致とはどういうことか。
  気とは気力・気勢・気合いをいい、剣とはいうまでもなく日本刀であり、体とは自己の
  身体の運動作用をいう。居合に於いては仮想の敵に対して抜付け、切付けを行う場合、
  この三つが渾然一体となって動作を行うことにより、有効な技となるのであって、これ
  がバラバラであっては全く居合にならないし、見ていても迫力に欠け、だらしのないも
  のである。これは単に動作のみではなく、精神的な充実があってはじめて可能であり、
  迫真の居合ができるのである。

�G残心について述べよ。
  敵を倒したあとも気を緩めず、心を残して相手がどのような動作に出ても充分にこれを
  制することができる心構え身構えをいう。また斬突する場合に心遺さず、力余さず全身
  全霊をもって斬突することも残心と云う。「残さざれば残る心」という教えがあるが、
  残そうとして残る心は、真の残心でなく、思い切って捨てれば、次に応じ得る心が生ま
  れるところに残心の妙味があるのである。

�H居合道試合規則における判定の基準について記せ。
 (1) 修業の深さ
 (2) 礼儀(正しい態度・作法)
 (3) 技前
   (ア) 正確な抜付け、切付け
   (イ) 正確な鞘放れ、刃筋
   (ウ) 正確な血振り、納刀
   (エ) 正確な姿勢、角度
 (4) 心構え
   (ア) 心の落ち着き
   (イ) 目付け
   (ウ) 気迫・残心・間合い
 (5) 気・剣・体の一致
 (6) 武道として合理的な居合であること

�I間合について記せ。
  間合いとは、自分と相手との距離、間隔をいう。
  抜き付けたとき、または切り付けたときに刀の“ものうち”が相手に届く距離であって、
  そこに相手を仮想しなければならず、極めて近間である。これを怠ると敵のいないとこ
  ろを切ったり、目付も狂ってくるのでまったく居合にならない。
  もうひとつは、時間的な間合いであって、いつ斬るか、敵の態勢に応じた動作をすべき
  であって、これは敵の虚実を判断する心理的な間合いともいえる。
  なお、「間合」と「間」はいちおう同意語と解されている。


【五段以下審査会】について

 

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