熊本県内の居合道支部の中で、伯耆流を古流とする支部で結成された「誠心会」主催の「伯耆流講習会」が、今年は５月24日、熊本武道館にて開催されました。当日は玉名・人吉・阿蘇の各支部はもとより、遠くはスウェーデン、埼玉、
京都、岩国、鹿児島から総勢70名近くが参加しての講習会となりました。

　講師は誠心会会長であり、当木村道場師範・木村守博先生の指導のもと、水本健次師範代の演武で行われました。

	講習会の参加者を前に挨拶される、 誠心会・木村守博会長。
年に一度の伯耆流講習会ということもあり、 木村師範の講義に真剣に耳を傾ける受講生 の皆さん。
	伯耆流の特徴的な抜刀時の姿勢について 自ら演武しながら解説をする木村師範。
�@刀に手がけすると同時に…
	�A刀を序破急で抜き出しつつ、 　鞘は腰元の方向へ引きつける
�B切っ先３寸からの流麗な鞘引き！
	�C鞘引きと同時に腰をひねって 　伯耆流独特の抜き付け姿勢となる。
演武や理合い説明の合間にも「質疑応答」が 入ります。
	水本師範代による、模範演武。
午前と午後にわたって行われた伯耆流講習会、 長丁場をモノともぜず指導される木村師範の 熱心さには頭が下がります。