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想定:後ろからついてくる敵が、我に切りかかろうとする。その気配を感ずるや、我は振り返って敵の右脇から
逆袈裟に切り上げ、上段に振りかぶり、さらに正面を切り下ろして勝つ。
(追掛抜に相通じるが、後ろに向き直るところに足捌きの妙味がある)
右足から三歩前進する | |
後ろ向きになり、ここから開始する | |
敵が切り掛かる気配を感ずるや、左足を一歩 踏み出し、さらに右足を一歩踏み出すと同時に 左手で鯉口近くの鞘をにぎり、刃を左斜め下に 向けつつ少し前に出し、鯉口を切って右手を 柄にかける |
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左足を右足先の直前に踏み出し、両膝を すこし曲げて両足先で右回りに半回転し、 敵に向き直る |
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と同時に柄と鞘を引き離すように抜刀 しつつ、 |
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右足を後ろに退いて、敵を右脇から | |
逆袈裟に切り上げる | |
身体を起こしつつ、刀を上段に振りかぶり | |
「エイッ!」と気合もろとも敵を真っ向から 切り下ろす |
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このあと | |
残心を示して… | |
「臥龍の構え」をとる。 あとの要領は三本目と同様である |
表六本 | 中段九本 | |
一本目 | 押え抜(おさえぬき) | 膝詰(ひざづめ) |
二本目 | 小手切(こてぎり) | 胸之刀(むねのかたな) |
三本目 | 切付(きりつけ) | 追掛抜(おっかけぬき) |
四本目 | 抜留(ぬきとめ) | 返り抜(かえりぬき) |
五本目 | 突留(つきとめ) | 一作足(いっさそく) |
六本目 | 四方金切(しほうかねきり) | 向詰(むこうづめ) |
七本目 | 長廊下(ながろうか) | |
八本目 | 切先返(きっさきかえし) | |
九本目 | 四方詰(しほうづめ) |
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